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ギフト対応・ラッピングサービスで売上を上げる方法

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ギフト対応・ラッピングサービスで売上を上げる方法

ハンドメイド作品は「プレゼントに最適」と多くの人が感じています。しかし、ラッピングや包装の対応が不明確なショップでは、ギフト目的の購入者が「他のショップで買おう」と離れてしまうことがあります。

ギフト対応を整備することで、単価の高い特別な購入を取り込めるチャンスが生まれます。誕生日・記念日・母の日・クリスマスなど、年間を通じて需要があるギフト市場にしっかり対応しましょう。


ギフト購入者の特徴と行動パターン

なぜギフト購入者は重要なのか

ギフト購入者の特徴 通常購入者との違い
単価が高い 相手に喜んでもらいたいので品質・価格を妥協しない
決定が早い 「いいと思ったらすぐ買う」行動が多い
レビューを書きやすい 受け取った相手が喜んだ話をレビューに書いてくれる
リピート率が高い 「また特別なときに使いたい」という気持ちが生まれやすい
口コミが広がりやすい 贈った相手が「どこで買ったの?」と聞いてくれる

ギフトニーズが高まる時期

イベント 時期 対策
バレンタインデー 2月 1ヶ月前から対応告知
ホワイトデー 3月 バレンタイン終了後すぐ告知
母の日 5月第2日曜 4月中旬から準備・告知
父の日 6月第3日曜 5月末から告知
クリスマス 12月25日 11月から告知・早期割引
誕生日 年中 常時対応が基本

ラッピングの種類と価格設定

ラッピングの選択肢を用意する

ひとつのラッピングのみより、複数の選択肢を用意することで、予算・目的に合わせた選択ができます。

ラッピングプラン 内容 価格帯
シンプルラッピング クラフト紙+麻紐(または細リボン) 無料〜200円
スタンダードラッピング 専用ボックス+リボン+シール 200〜500円
プレミアムラッピング 高級感のある箱+リボン+サンクスカード(手書き) 500〜1,000円

ラッピング価格設定の考え方

ラッピングを無料にする場合と有料にする場合、それぞれメリット・デメリットがあります。

無料ラッピング 有料ラッピング
メリット 購入ハードルが下がる・「至れり尽くせり」の印象 材料費・手間のコストを回収できる
デメリット コストが作家の負担になる 「え、有料なの?」と感じる人もいる
向いているショップ 単価が高め・差別化したい 低〜中単価・ラッピングが手間

ラッピング材料のコスト目安

材料 単価の目安
クラフト紙(1枚) 5〜15円
リボン(1回分) 10〜30円
シール(1枚) 5〜20円
ギフトボックス(中サイズ) 50〜200円
メッセージカード 10〜50円
合計(シンプル) 30〜75円
合計(スタンダード) 100〜300円

ギフト対応の告知方法

商品説明文への記載

【ギフト・プレゼントにも最適です】
大切な方へのプレゼントにぜひご利用ください。

■ ギフトラッピング
・シンプルラッピング(クラフト紙+リボン):無料
・ボックスラッピング(化粧箱+リボン):+300円

■ メッセージカード
手書きのメッセージカードを無料で同封します。
ご希望の方は、購入時のメッセージ欄に
「カード希望」+メッセージ内容をご記入ください。

■ のし・熨斗
対応していません。ご了承ください。

ショップのトップページ・プロフィールへの記載

プレゼント・ギフトのご利用も大歓迎です。
ラッピング・メッセージカード対応しています。
詳しくは各商品ページをご確認ください。

メッセージカードの活用術

メッセージカードが生む「感動体験」

手書きのメッセージカードは、デジタル商品にはできない「温かみ」を生みます。ギフト受け取った側が感動し、「また買いたい」「どこで買ったの?」につながります。

メッセージカードに書くべき内容

項目 内容の例
感謝の言葉 「ご購入いただきありがとうございます」
作家の想い 「一点一点心を込めて制作しています」
お手入れ方法 「○○のケアにはこちらを使ってください」
SNS誘導 「Instagram @○○でも最新情報をお届けしています」
リピート促進 「次回ご購入時は○○をお見せください」

ギフト用・購入者へのメッセージカード記入依頼

○○様

ご購入いただきありがとうございます。
メッセージカードを同封しますので、
以下をご確認ください。

【カードに書くメッセージをお知らせください】
宛名:○○様 差出人:○○より 等、
ご希望の文面をそのままお知らせいただければ
できる限り忠実に書かせていただきます。

(字数の目安:50〜100文字程度)

ご希望がなければ「ご購入ありがとうございます」
という定型文を記載いたします。

△△

ギフト対応で売上を伸ばすための施策

1. 季節イベント前の専用投稿を作る

母の日・クリスマスなど、需要が集中するイベントの1ヶ月前から準備しましょう。

SNS投稿例(母の日向け):

母の日のプレゼントに迷っていませんか?

手作りのアクセサリーは、世界にひとつだけのギフトです。
ラッピング・メッセージカード無料対応中。

母の日ご指定発送は○月○日注文分まで承ります。
お早めにどうぞ!

(作品の写真)

2. 「まとめ買い割引」でギフトセット購入を促す

複数アイテムをセットでギフトにする購入者向けに、セット価格を設定するのも有効です。

ギフトセット設定例:

セット内容 通常価格合計 セット価格 割引率
ピアス+ネックレスセット 5,000円 4,200円 16%OFF
ハンドクリーム+ポーチセット 4,000円 3,500円 12.5%OFF
キーホルダー2個セット 3,000円 2,600円 13%OFF

3. ギフトを贈られた受け取り手へのアプローチ

商品に「このショップについて」のカードを入れておくと、受け取った人が次の購入者になる可能性があります。

同梱カードの例:

この作品は△△が一点一点手作りしています。

ショップ:(URLまたはQRコード)
Instagram:@○○

お気に入りいただけましたら、ぜひまたお立ち寄りください。

ラッピング作業を効率化するコツ

事前準備でスムーズに

ギフトシーズン前にラッピング材料をまとめて仕入れておくことが大切です。

管理のポイント:

  • 定番サイズのボックス・袋を常時ストック
  • リボン・シールはロールで購入して節約
  • ラッピング手順をルーティン化(作業時間を短縮)
  • ラッピングした状態の写真を撮影して商品画像に追加

ラッピング対応が増えてきたら

注文数が増えてきたら、ラッピング対応日を週2〜3回に絞るなど、効率化のルールを設けることも検討しましょう。


まとめ

ギフト対応は、単価アップと口コミ拡散を同時に実現できる強力な施策です。

  • 複数のラッピングプランを用意して選択肢を広げる
  • 季節イベント前に積極的に告知する
  • 手書きメッセージカードで感動体験を作る
  • ギフトセットの設定でまとめ買いを促進する
  • 受け取り手へのアプローチで新規顧客を獲得する

プレゼントに選ばれたハンドメイド作品は、受け取った人の記憶に残り、長い時間をかけてあなたのブランドを広げてくれます。丁寧なギフト対応が、ショップの評判を高める最良の投資になります。