Creemaのアクセス解析を使って売れる商品・売れない商品を特定する方法
この記事の目次
Creemaのデータ分析でわかること
Creemaの管理画面には、ショップ運営の改善に活かせるデータが複数表示されます。これらを読み解くことで、「どの商品を改善すべきか」「どの時期に力を入れるべきか」が明確になります。
感覚ではなくデータで判断する習慣をつけることが、Creemaでの売上を安定させる最短経路です。
Creema管理画面で確認できるデータ
主要指標一覧
| データ種類 | 確認場所 | 更新頻度 |
|---|---|---|
| ページビュー(PV) | 作品管理 > 各作品の詳細 | リアルタイム〜日次 |
| お気に入り数 | 作品管理 > 各作品 | リアルタイム |
| 購入数 | 注文管理 > 期間フィルタ | 注文発生時 |
| ショップへの訪問数 | ショップ管理 | 日次 |
| フォロワー数 | プロフィール管理 | リアルタイム |
計算で求める指標
Creemaでは自動でCVRが表示されるわけではないため、以下の計算式で自分で算出します。
CVR(%)= 購入数 ÷ ページビュー × 100
お気に入り転換率(%)= お気に入り数 ÷ ページビュー × 100
購入転換率(from お気に入り)= 購入数 ÷ お気に入り数 × 100
データを使った商品改善の優先順位付け
全商品のデータを比較し、改善の優先度を決定します。
商品パフォーマンス分類マトリクス
| 分類 | PV | 購入数 | 判断と対策 |
|---|---|---|---|
| A:高PV・高購入 | 高 | 高 | 在庫確保・関連商品展開 |
| B:高PV・低購入 | 高 | 低 | 最優先改善対象(写真・説明文・価格) |
| C:低PV・高購入 | 低 | 高 | SEO強化・SNS露出増加 |
| D:低PV・低購入 | 低 | 低 | 廃番・リニューアル検討 |
最も優先して改善すべきはBの「高PV・低購入」商品です。多くの人が商品ページまで来ているのに購入されない状態は、何らかのブレーキが働いています。
B分類(高PV・低購入)の改善チェックリスト
- 商品写真は5枚以上あるか?
- サイズ・重さが具体的な数字で記載されているか?
- 素材名・産地が明記されているか?
- 発送目安日数が記載されているか?
- 同価格帯の競合と比べて価格が割高になっていないか?
- ラッピング対応・カスタマイズ可否が明記されているか?
季節性のある商品データの読み方
ハンドメイド商品の多くは季節性があります。データを読む際には季節変動を考慮します。
季節別の需要パターン
| 時期 | 高需要ジャンル | 低需要ジャンル |
|---|---|---|
| 2月 | バレンタイン・チョコレート関連 | 夏アクセサリー |
| 3〜4月 | 入学・卒業・新生活グッズ | クリスマス関連 |
| 5月 | 母の日・ブライダル | 冬物雑貨 |
| 10〜11月 | ハロウィン・秋冬アクセサリー | 夏物 |
| 12月 | クリスマス・年末ギフト全般 | 春夏物 |
季節データの活用方法
昨年の同月のPVと購入数を記録しておくと、今年の同時期に何が起きるかを予測できます。
活用例:
「昨年11月に『クリスマスリース』のPVが通常の3倍になった → 今年は10月末から在庫を増やし、説明文にクリスマス用途を追記する」
このような先読みができると、繁忙期前に準備を整えられます。
競合との比較視点でのデータ解釈
自分のショップのデータだけでは「良いか悪いか」を判断できません。競合ショップのデータと比較することで、現在地が見えてきます。
競合比較の観点
| 比較項目 | 確認方法 | 活用方法 |
|---|---|---|
| お気に入り数 | 競合商品ページを直接確認 | 自分の商品との差を認識する |
| フォロワー数 | 競合プロフィールを確認 | 自分のフォロワー増加率と比較する |
| レビュー数 | 競合プロフィールを確認 | 販売実績の差を把握する |
| 出品数 | 競合ショップ一覧を確認 | 商品数が少ない場合は出品頻度を上げる |
ただし、競合データはあくまで参考です。「なぜその差があるのか」の原因を考えることが重要で、単純に真似ることは避けます。
月次データ分析の実践手順
毎月1回、以下の手順でデータ分析を行います。所要時間は約30分です。
- 全商品のPV・お気に入り数・購入数を一覧表に記録する
- 各商品のCVRを計算する
- 先月との数値を比較して「伸びた商品・落ちた商品」を特定する
- B分類(高PV・低購入)の商品を1〜2点選んで改善する
- 来月の同じ指標を確認して効果を測定する
まとめ:データは「なぜ売れないか」を教えてくれる
Creemaのデータ分析は、感覚的な運営から脱却するための最も効果的な手段です。PV・お気に入り数・購入数の3つの指標を定期的に確認し、改善の優先度を決めることで、同じ時間・努力で得られる売上が変わります。
まずは今月の全商品のPVと購入数を書き出し、CVRを計算することから始めましょう。数字を見るだけで、次にやるべき改善が見えてきます。
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