ライブ販売の台本テンプレート【話し方の型・時間配分】
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ライブ販売の台本テンプレート【話し方の型・時間配分】
ライブ販売で一番の悩みは「何を話せばいいかわからない」ことではないでしょうか。実際、話す内容を決めずに配信を始めると、沈黙が続いたり、商品を紹介するだけで終わって購入につながらなかったりします。この記事では、ハンドメイド作品のライブ販売で使える台本テンプレートと、話し方の型を具体的に紹介します。
なぜ台本が必要なのか
「台本を用意すると不自然になる」と心配する方もいますが、台本はあくまでも「流れのメモ」です。一字一句読み上げる必要はなく、「次は何を話すか」の道しるべとして使うものです。
台本があることのメリットは次のとおりです。
- 沈黙を防げる: 次に何を話すかが決まっているので、会話が途切れにくい
- 購入への誘導を忘れない: CLOSEのタイミングを決めておくと、購入促進を忘れずに行える
- 時間管理ができる: 商品ごとの時間配分が決まっているので、ダラダラ続かない
- 緊張が和らぐ: 「何か言うことがある」という安心感が自信につながる
60分ライブの基本タイムライン
まずは60分のライブを想定した全体の時間配分を確認しましょう。
| 時間 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 0〜5分 | オープニング・自己紹介 | 視聴者を集める・信頼構築 |
| 5〜10分 | 今日の内容紹介・雑談 | 場の雰囲気づくり |
| 10〜45分 | 商品紹介(3〜5点) | 購買意欲を高める |
| 45〜55分 | コメント対応・フリートーク | 関係性を深める |
| 55〜60分 | クロージング・次回予告 | 行動を促す・次回への期待感 |
パート別の台本テンプレート
オープニング(0〜5分)
オープニングは視聴者の「見続けるかどうか」を決める重要な5分間です。明るく元気よく始めましょう。
台本例
「みなさん、こんにちは!(または こんばんは!)
〇〇というハンドメイド作家の△△です。
今日は久しぶりにライブをしたくて、始めてしまいました!
今日はですね、先日いくつか新作が完成したのでご紹介したいと思います。
あと、前回のライブで『作り方が見たい!』というコメントをいただいたので、ちょっと作業しながらお話しようかな、と思っています。
まだ来てくれたばかりの方、ぜひコメントで出身地とか、最近ハマっているものとか教えてください!読めるだけ読みますね。」
オープニングで必ず入れる要素
- あいさつと名前
- 今日の内容(何を紹介するか)
- 視聴者への呼びかけ(コメントを促す)
視聴者が増えてきたら(5〜10分)
ライブ開始5分ほどで視聴者が増えてきます。新たに入ってきた方のために自己紹介と内容説明を繰り返します。
台本例
「あ、増えてきましたね!ありがとうございます。
改めて自己紹介しますね。私は〇〇という屋号でハンドメイド作品を作っています。
主に△△(ジャンル:レジンアクセサリー・布小物など)を作っていて、minneとCreemaで販売しています。
今日のライブでは、今月完成した新作を中心にご紹介します。
ライブ限定でお得な価格でお出しするものも用意しているので、ぜひ最後まで見ていってください!」
商品紹介(1点あたり5〜7分)
商品紹介が台本の中心です。1点を5〜7分で紹介するペースを守りましょう。
商品紹介の型(PDCA型)
- Present(見せる): まずカメラに近づけて見せる
- Description(説明する): 特徴・素材・サイズ・制作エピソード
- Customer(ユーザーイメージ): 誰が使うとどう嬉しいか
- Action(行動を促す): 価格・購入方法・在庫数を伝える
台本例(ピアス1点の場合)
「では1点目のご紹介です。こちらを見てください。(カメラに近づける)
これは今回の新作で、春をイメージして作ったピアスです。
素材はレジンを使っていて、中に本物の桜の花びらを閉じ込めています。
大きさはこのくらい(指で示す)で、直径2センチくらいです。
重さがとても軽いので、長時間つけていても耳が痛くなりにくいのが特徴です。
こういうカラーが好きな方、春のお出かけ用に何か欲しいなという方にぴったりかなと思って作りました。
お値段は〇〇円です。現在minne(またはプロフィールリンク)に出品していますので、気になる方はプロフィールのリンクからご覧ください。
在庫は今のところ〇個ありますが、昨日1個売れていたのでお早めに!」
コメントが来たら
商品紹介の途中でコメントが来たら、一度話を止めて拾いましょう。
「あ、〇〇さん、こんにちは!素材のことを聞いてくれましたね。
このレジンは食品衛生法適合の素材を使っているので、アレルギーが心配な方も比較的安心してお使いいただけます。
ただ、金属アレルギーがある方は金属部分に注意してください。フックも樹脂製のものに変更可能ですよ!」
複数商品を紹介した後のフリートーク(45〜55分)
商品紹介がひと通り終わったら、コメントへの返答タイムを設けます。
フリートークのネタ例
- 「どの商品が気になりましたか?コメントで教えてください」
- 「最近こんな作品を作りました(作りかけを見せる)」
- 「次回のライブで見たいものはありますか?」
- 制作に関するちょっとした裏話
クロージング(55〜60分)
台本例
「今日は〇〇から〇〇まで、全部で〇点ご紹介しました。
気になった作品がある方は、プロフィールのリンクからショップをご覧ください。
特に最初にご紹介した桜のピアスは残りわずかなので、気になっている方はお早めに!
DMでのご質問もお気軽にどうぞ。できるだけ早くお返しするようにしています。
次回のライブは〇月〇日(曜日)の〇時からを予定しています。
次は〇〇テーマで新作をご紹介しようと思っています。
フォローしてくれると通知が届くので、ぜひフォローしてくれると嬉しいです。
今日見てくれたみなさん、コメントくれた方、本当にありがとうございました!
また会いましょう!」
話し方のコツ
カメラを見て話す
ライブ中は「カメラのレンズ」を見て話すことを意識しましょう。スマホの画面を見て話すと、視聴者には「目線がずれている」ように映ります。
テンポよく話す
ライブでは文章の途中で止まっても大丈夫です。「えーと」「そのー」という言葉が多いと聞き取りにくくなるため、止まるなら潔く止まって「次は〇〇についてお話します」と再開しましょう。
名前を呼ぶ
コメントが来たら、可能な限りユーザー名を呼んで返答しましょう。「〇〇さんがコメントしてくれました」「〇〇さん、ありがとうございます!」という一言が視聴者の満足度を大きく上げます。
数字を使う
「残り〇点」「今日だけ〇〇円引き」「先着〇名様」という具体的な数字は購買意欲を刺激します。感覚的な言葉より、具体的な数字の方が行動を促す力があります。
短いライブ(30分)の時間配分
仕事帰りや子育て中で時間が取りにくい場合は、30分のショートライブから始めるのもよいでしょう。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0〜3分 | オープニング・自己紹介 |
| 3〜25分 | 商品紹介(2〜3点) |
| 25〜30分 | クロージング・次回予告 |
30分でも、準備がしっかりしていれば購入につながるライブは十分できます。
まとめ
ライブ販売の台本は「完璧な原稿」である必要はありません。「流れのメモ」として使い、自分らしい言葉で話すことが大切です。
台本作成のポイント
- オープニング・商品紹介・クロージングの3部構成を基本にする
- 商品紹介は「見せる→説明する→ユーザーイメージ→行動促進」の型を使う
- コメントへの返答は台本外でOK
- 毎回のライブ後に「よかった点・改善点」をメモして次回に活かす
台本を使ったライブを3回繰り返すと、自分なりの「型」が自然と身についてきます。ぜひ今日からライブ販売の台本作りを始めてみてください。