売り方ラボ
SNS集客

X(旧Twitter)でハンドメイド作品を宣伝して購入者を増やす戦略

売り方ラボ
||6分で読める
🐦

ハンドメイド販売でのXの位置づけ

SNS集客というと真っ先にInstagramが思い浮かぶハンドメイド作家が多いですが、X(旧Twitter)には独自の強みがあります。Instagramが「写真で魅せる」ビジュアル中心のプラットフォームであるのに対し、Xはテキストによる共感・速報性・拡散力が強みです。

XとInstagramの役割分担

特性 X(旧Twitter) Instagram
情報の速報性 高い 低い
拡散力(バズ) 高い 低い
ビジュアル訴求 補助的 主役
フォロワー獲得難易度 比較的低い 高い
購買への直結 間接的 間接的

Xはファンとの距離感を縮め、Instagramで表現しきれない「作家の人柄・思考・制作裏話」を伝えるチャネルとして機能します。この2つをセットで使うことで、SNS集客の効果が最大化します。


制作過程ツイートの効果

Xで最もエンゲージメントが高いのは、制作の「途中経過」を見せるツイートです。

完成品の写真だけを投稿するより、制作プロセスを見せることで次の効果が生まれます。

  1. 共感・応援コメントが増える:「どうなるんだろう」という期待感が生まれ、返信やいいねが増える
  2. 作家の人柄が伝わる:試行錯誤・失敗・こだわりを見せることで、購入者との信頼関係が深まる
  3. フォロワーが離れにくくなる:次の投稿を待ちたいと思ってもらえるため、フォロー継続率が上がる

投稿の流れの例

  • Day 1:「今月の新作、着手しました。今回はコレ使います→(写真)」
  • Day 3:「なかなか思い通りにならない……でも方向性は見えてきた(途中経過写真)」
  • Day 5:「完成しました!!(完成写真)→minneでの販売リンク」

このストーリー形式の投稿は、フォロワーをファンに変える効果があります。


ハッシュタグ戦略

Xのハッシュタグは、Instagramほど重要ではありませんが、適切に使うことで検索からの新規流入が期待できます。

基本タグ(毎回つける)

  • #ハンドメイド
  • #handmade
  • #minne(minneで販売中の場合)
  • #Creema(Creemaで販売中の場合)

ジャンル別タグ

ジャンル 推奨タグ
アクセサリー #ハンドメイドアクセサリー #ピアス #ネックレス
レジン #レジン #UVレジン #レジン作品
刺繍 #刺繍 #刺繍作品 #embroidery
キャンドル #キャンドル #アロマキャンドル
革小物 #レザークラフト #革小物

タグの数は1〜3個が効果的。多すぎると「宣伝感」が強くなり、エンゲージメントが下がります。


フォロワー増加施策

相互フォロー文化の活用

Xのハンドメイドコミュニティでは、同業の作家同士で相互フォローすることが一般的です。同ジャンルの作家の投稿にリプライ(返信)を続けることで、フォロワーの輪が広がります。

効果的なリプライの仕方

  • 商品の褒め言葉だけでなく「この素材どこで買えますか?」など具体的な質問をする
  • 自分の制作と共通点がある投稿に「私もこれ好きです!」と共感を示す

ツイートの「RT(リポスト)文化」への参加

気に入った作家の作品をリポスト(旧リツイート)すると、相手が自分の投稿もリポストしてくれることがあります。善意の連鎖が起きやすいコミュニティです。

フォロワー増加の目安

Xは継続投稿が最重要です。週3〜5回の投稿を3ヶ月継続することで、ハンドメイド関連フォロワーが100〜300人に達することが一般的です。


XからECへの誘導設計

Xのプロフィール欄は購入誘導の最重要ポイントです。

プロフィール設定のポイント

  • 名前欄:作家名 + ジャンル(例:「〇〇 | ハンドメイドアクセサリー作家」)
  • 自己紹介欄:売っているもの・minneやCreema・BASEのURL
  • URLフィールド:minneショップ・BASEショップ・Instagramのいずれかに設定

投稿内での誘導
毎回リンクを貼るのではなく、完成品を投稿するときだけ「プロフィールのリンクから購入できます」と一言添えることで、誘導感を出しすぎずに購入につなげられます。


インプレッション増加のためのツイート時間帯

Xのアルゴリズムは、投稿直後の初速(短時間でのいいね・リプライ数)を重視してリーチを決定します。そのため、フォロワーが最もアクティブな時間帯に投稿することが重要です。

ハンドメイド関連フォロワーが多い時間帯の目安

時間帯 特徴
7:00〜8:30 通勤・朝の隙間時間
12:00〜13:00 昼休み
21:00〜23:00 最もアクティブ・エンゲージメントが高い

週末の午前10時〜12時も比較的反応が良いタイミングです。

Xの予約投稿機能(有料プランのみ)を使うか、無料ツール(Buffer・Later等)を利用することで、時間帯を意識した投稿が習慣化しやすくなります。


まとめ:Xは「ファンとの関係構築」に特化したチャネル

Xだけで購入につなげることを目指すより、「制作の裏側を見せてファンになってもらう→Instagramで商品をきれいに見せる→ECで購入」という流れを設計することで、最大の効果が得られます。完璧なツイートより、継続的な発信がXでは何より重要です。