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在庫切れ・制作中の顧客対応と「また来てもらう」テクニック

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在庫切れ・制作中の顧客対応と「また来てもらう」テクニック

「欲しかったのに、在庫切れだった」——購入者にとってこれほど残念なことはありません。しかしこの状況を上手に対処すれば、一時的な機会損失がリピーターを獲得するチャンスに変わります。

この記事では、在庫切れ・制作中・完売時の購入者対応と、「また来てもらう」ための実践的なテクニックを解説します。


在庫切れ・完売が起きる3つのシーン

ハンドメイド販売における「在庫がない」状況には、大きく3パターンあります。

シーン 状況 購入者の期待
商品が完売した ページを「SOLD OUT」表示 いつ再入荷するか知りたい
受注制作中 注文を受けてから作り始める 納期と進捗を知りたい
一時休止中 作家都合でオーダー受付を停止 いつ再開するか知りたい

それぞれに適した対応と、ファンを育てるアプローチがあります。


「完売・在庫切れ」の対応

完売ページの見せ方を工夫する

minne・Creemaでは、在庫が0になっても商品ページを残すことができます(「SOLD OUT」表示)。ページを残すメリットは以下の通りです。

ページを残す理由:

  • SEO効果が維持される(検索に引き続き表示される)
  • 過去の購入者が見たときに「人気商品」だとわかる
  • 再入荷の告知をページ上でできる

完売ページのおすすめ説明文:

【完売御礼】
こちらの作品は現在完売しております。
ありがとうございます!

次回の制作・入荷時期:○月中旬頃予定
再入荷のお知らせはInstagram(@○○)でいち早くご案内します。

フォロー・お気に入り登録をしていただくと、
新作・再入荷の情報をお届けできます。

お気に入り登録・フォローをお待ちしています!
△△

問い合わせが来たときの返信

完売したものへの問い合わせが来ることがあります。これは「興味を持ってくれているサイン」です。がっかりさせないように丁寧に返信しつつ、次の購入につなげましょう。

返信テンプレート:

○○様

ご連絡いただきありがとうございます!
こちらの作品にご興味を持っていただき、とても嬉しいです。

申し訳ございませんが、現在こちらの作品は完売しております。

次回の制作予定は○月頃を予定しています。
再入荷の際にはInstagram(@○○)とminneのショップページで
お知らせいたします。

もしご希望でしたら、お名前とご連絡希望の旨をメッセージいただければ、
再入荷時に優先的にご連絡することも可能です。

また、現在販売中の作品もぜひご覧いただけますと嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

△△

「受注制作中」の顧客対応

受注制作のメリットを伝える

受注制作(オーダー制)は、在庫を持たなくていいというメリットがある一方、「いつ届くの?」という不安を購入者に与えやすいです。制作期間の理由をポジティブに伝えることが大切です。

受注制作のメリットを伝える説明文の例:

【受注制作について】
こちらの作品は、ご注文をいただいてから丁寧に仕上げる
「受注制作品」です。

既製品と異なり、一点一点ご注文いただいた方のために
心を込めて制作しています。

制作期間:ご注文から7〜10営業日
発送:制作完了次第、ゆうパックで発送します

お時間をいただく分、世界にひとつだけの作品をお届けします。

制作が長引くときの連絡

予定より制作に時間がかかりそうな場合は、必ず事前に購入者へ連絡します。

制作遅延の連絡テンプレート:

○○様

こんにちは、△△です。
現在○○様のご注文品を制作中です。

誠に申し訳ないのですが、素材の仕入れ状況により
当初の発送予定(○月○日)より○日ほど遅れる見込みです。

新しい発送予定:○月○日頃

ご不便をおかけして大変申し訳ありません。
もしお急ぎのご事情がございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。

引き続き丁寧に仕上げてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

△△

「また来てもらう」ための7つのテクニック

1. お気に入り登録・フォローを促す

最も効果的な再来店促進策です。ショップのお気に入り登録やフォローをしてもらうと、新作・再入荷時にminne・CreemaのSNS機能で通知が届きます。

促進文の例:

ショップのお気に入り登録・フォローをしていただくと、
新作・再入荷のお知らせをいち早くお届けできます。
ぜひよろしくお願いいたします!

2. SNSでの再入荷予告を習慣にする

InstagramやXで「○月に再入荷予定」という投稿を定期的に行いましょう。フォロワーが増えるにつれて、再入荷のたびに即完売する好循環が生まれます。

効果的な投稿タイミング:

タイミング 内容
完売直後 「完売しました!ありがとうございます」
再入荷1ヶ月前 「○月に再入荷予定です」
再入荷1週間前 「来週入荷します!詳細は後日」
再入荷当日 「本日入荷しました」

3. 「ウェイティングリスト」を作る

完売した商品に興味がある方を事前にリスト化し、再入荷時に優先案内する仕組みです。

ウェイティングリストの作り方:

  1. 「ウェイティングリスト受付中」と説明文に記載
  2. 希望者はメッセージで名前を送ってもらう
  3. スプレッドシートで管理
  4. 再入荷時に個別メッセージを送る

ウェイティングリスト優先案内メッセージ:

○○様

以前よりお問い合わせいただいていた「○○」が
本日より再入荷しました!

一般販売の前に優先してご案内しています。
以下のページよりご購入いただけます:
(商品ページのURL)

数量に限りがありますので、お早めにどうぞ。
△△

4. 同梱メッセージカードを活用する

商品に同梱するサンクスカードに、次の購入につながる情報を載せましょう。

サンクスカードに入れると効果的な情報:

  • 感謝のメッセージ(手書きが好印象)
  • ショップのSNSアカウント
  • 次回購入時の割引(例:リピーター限定10%OFF)
  • 新作・次回制作のお知らせ

5. 「次回新作」をセットで伝える

完売のお詫びをしつつ、新作の予告を伝えることで、次の訪問動機を作ります。

テンプレート(問い合わせへの返信):

○○様

ありがとうございます。残念ながらこちらは完売となっております。

実は現在、同系統の新作を制作中です。
○月末ごろにご覧いただけると思いますので、
ぜひショップをまたチェックしてみてください。

Instagram(@○○)でも制作途中の様子を投稿しています。
もしよければ覗いてみてください!

△△

6. 限定・数量限定の設定

「次回は○個限定」と予告することで、再入荷時の購買意欲が高まります。希少性の演出は、完売ループを作るのに効果的です。

7. お礼のメッセージを送る

購入者が受け取り後に満足しているかを確認するメッセージを送ることで、次回購入への布石を打てます(詳細は「購入後フォローアップ」の記事を参照)。


休止期間の告知方法

産休・体調不良・その他の長期休止

やむを得ない事情でショップを一時休止する場合は、事前の告知が大切です。

ショップ休止告知文:

【ショップ一時休止のお知らせ】
○月○日〜○月○日の期間、制作・発送をお休みします。

この期間中のご注文はお受けできません。
再開後は改めてご案内いたします。

再開予定:○月○日
(SNS @○○でもお知らせします)

長らくご愛顧いただき、ありがとうございます。
休止中もInstagramで制作の様子をお届けします。
引き続きよろしくお願いいたします。

△△

まとめ

在庫切れや完売は、実はリピーターを育てる絶好のチャンスです。

  • 完売ページを残し、SNSへの誘導で繋ぎ止める
  • ウェイティングリストで再入荷時の即完売を実現する
  • 受注制作の場合は進捗連絡で購入者の不安を解消する
  • サンクスカード・SNSを活用して「また来たい」気持ちを育てる

「欲しかったのに売り切れ」という残念な体験を、「また来よう」という期待感に変えることができれば、あなたのショップに熱いファンが増えていきます。

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